考証とかそんな次元の話じゃ無くて

別に科学捜査ミステリーが大好きだからと言って、他のドラマを全否定するつもりは毛頭無い。
そりゃ好きなミステリーが「科捜研の女」や「警視庁鑑識班」や「CSI」や「クリミナル・マインド」ではあるが、「刑事・黒川鈴木」のように、それなりに話の筋があってれば私は満足するし、あのドラマはすごく良かった。
 
ただ、今日見たミステリー(?)ドラマにはガッパシ(泣)。
何か全部ちぐはぐで、視聴者に媚びすぎて全部が破綻している感じがした。
途中までは「良作か!」と期待したが、最後のどんでん返しが、「料理下手な人が、途中までは料理本に忠実に作ったのに、オリジナリティを出そうと自分勝手に余計な調味料を入れた」ような不快感を醸し出して、もううんざり。
ミステリーのフーダニット(犯人)とハウダニット(トリック)とホワイダニット(動機)との三要素、すべてに違和感を感じてしまった。
さらに筋立てと結末まで首を傾げるようでは……(泣)。
とにかく終盤以降加速する、脚本家の何かには、私の肌は会わなかった。
久々だよ、最後まで見て損したと思ったドラマを見たの。
 
※ちなみに本当なら実名を書きたいところですが、
何より自分自身の言論と表現の自由の確保のため敢えて伏せさせていただきました。
あしからずご了解下さい。