科捜研の女(09年版-第9期)

#02

実際の科捜研の方々もあんな3Dあふれる画像を使っているのかと(苦笑)。
けど、基本的な物は外してはいないはずだから、そう考えると今回の犯人役の「科学捜査って凄いんですね」と言う台詞も頷ける。
 
あと、ふと思ったのが、科捜研と鑑識が分業、言い方を変えれば役割分担をきちっとしていること。

例を挙げれば後半の池。
マリコ達が押収された車から集めた土砂から珪藻類が見つかった。
珪藻類は湿った土地、池・川・湖・水路などから発見される。
マリコ達は犯人の家から遺体遺棄現場までの間のとある池に注目した。
 
案の定、池の周辺からタイヤ痕が見つかり、その場でデジカメで撮影し、パソコンに接続して、データと照合。
そのタイヤ痕が犯人所有の車の物であることが一致した。
 
そこからは連絡を受けた鑑識が池をさらい始める。
そうして鑑識が見つけた凶器を研究所に持ち帰り鑑定する。
 
そういった鑑識が採取・押収した証拠物件を、科捜研が分析・鑑定するというスタイルが今まで以上に明確に区別されている気がする。
当然、現状に赴き証拠探しもするのだが、より鑑定や分析のシーンに力を入れているように思える。
これは非常に凄いなぁと思った。