科捜研の女(09年版-第9期)

#01

科捜研チームの分担と、刑事チーム(と言っても土門と刑事部長しかいないが)のコンビネーションが熱い。
今回は叙述トリック
要は犯人の犯行を先に見せておいて、捜査官側がどうやってそれを暴くのか、と言うスタイル。
さらに犯人が××した後もストーリーがまとまるのではなく複雑化するという二段構え。
 
物理担当の刃物の特定。
文書担当の灰からの書類の鑑定。
化学担当のあらゆる物質の成分分析。
映像担当は駆け出しをまだ意識しているような演出だった(苦笑)。
 
そして今、何かと話題の科学捜査と冤罪のテーマも含めて話を膨らませており少し驚いた。
  
ちなみに出版社の財務部長さんを演じていたのはウルトラマンメビウスの「想い出の先生」で中学教師役をやっていた方*1だった。
どこかで見たこと有るような気がしてはいたのだが、放映終了後にふと思い出した。
まさに「想い出の先生」だったわけだが(爆)。
 
しかし、第1期から見ている者からすれば、第9期である今回を見ると科学捜査の発展にははっきり言って目を見張るばかりである。
と、同時に科学という物が常に発展途上であり、完璧なものなど無いと言うことの良い証左では無かろうか。
これは似たような「CSIシリーズ」や「警視庁鑑識班*2」などを見ても良く分かる。

*1:吉見一豊

*2:既に終了してしまったが