ミステリーの悪役

面白いミステリーには宿命のライバルというのが時々登場する。
有名どころではホームズの「モリアーティ教授」、明智小五郎の「怪人二十面相」。
直近ではコナンの「黒の組織」、金田一の「高遠遙一」、夢水の「怪盗クイーン」、西部警察の「銀星会」と「竜神会」。
そしてCSIにも「ポール・ミランダ」という殺人鬼が登場する。
「金銭関係で父親を殺されたのを目撃して殺人鬼になった」というのはニックの弁だが、その異常なまでの芸術性の高さはグリッソムにして「やつの才能は評価する」とまで言わしめたほど。尤も「賞賛は聞きたくない」と眉はひそめていたけれど。
その彼が登場したのが第1シーズンの第01話と第08話、そして今回第2シーズンの第13話。