ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

いつかも話題にしたとおり、私はウルトラシリーズの中でも「ウルトラマンA」の大ファン。
ゲームセンターのSTG(シューティングゲーム)の「ウルトラ警備隊」でも選択していたのは常にTACでした。
尤も、多分初見は夏休みの午前中にやっていたウルトラマンの再放送だったはず。
しかし、全編を通してみたのはBSの再放送のエースだったはず(と言うのも、こちらもすっかり忘れてしまっているから)。
 
そしてあれから……
ウルトラマン、セブン、帰ってきた、エースと昭和の4兄弟がそのまま復活したのが、この「ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟」。
出来ればタロウもと言いたいところ……、なんだけど残念ながら中の人(篠田三郎)のスケジュール上の都合で出演できなかったそうな。
 
平成ウルトラマンシリーズの特徴として、主人公(ウルトラマン役)が若いというのが上げられるのでは。
そうなると全体的に薄めになりがち、という感は否めないのですが、そこに次男から五男までの4兄弟が深いコクを与えています。
 
何というか、重みが違うんですよねぇ。
同じ台詞のシーンがそれぞれにあるのですが、メビウスが話すのと、兄弟が語るのではえらい印象が違うのに驚き。
 
4兄弟の面々は芸歴もさることながら、悪役俳優としてもキャリアが凄い。
そう言う経験がこのようなシーンで輝いているように、私には感じました。
 
今回の敵役のヤプールはエースの宿命の敵。
北斗星司のこの恨み骨髄てな感じが尚グッド。
 
思い切り泣きましたよ。