タロット・ケルト十字−「免職になった職員の今」

(1)「現状」……愚者
(2)「key」……正義(逆)
(3)「過去」……剣の騎士
(4)「未来」……皇帝
(5)「潜在」……女教皇(逆)
(6)「顕在」……金貨の2(逆)
(7)「自身」……剣の従者
(8)「周囲」……聖杯の7
(9)「願望・恐怖」……棒の9(逆)
(10)「最終結論」……棒の騎士(逆)
 
cf.参考比率
大:小=4:6
正:逆=5:5
小アルカナのスート・風:水:火:土=2:1:2:1
コートカード 3枚/10枚=30%
 
数年に一度、こっちもやりたくないことですが
綱紀粛正というか信賞必罰というか……。
まあ、「免職」という手段を執らざるを得ないような
箸にも棒にもかからないそういう方がいらっしゃいまして……(泣)。
そんなわけで、その引っかからないお馬鹿さんの今をカードさんに聞いてみました。
 
で、初っ端が『愚者』ですか……。
いやカード自体良い意味(自由とか)もあるんですけど、キーカードの『正義(逆)』が思いっきり邪魔してます。
つまり、不正やらなんやらってな意味のカードの影響で逆位置並みに悪くなってますね。
正真正銘、文字通りの「愚か者め!」という感じ。
 
場をよく見てみると騎士や従者はいても、女王と王様がお留守。
ということは下っ端が暴走していて、頭がいない状態とも読めます。
しかもコート(人物)カードは能動的な風と火(剣と棒)に限定されてます。
いいかえれば「イケイケどんどん青信号」ですか(笑)。
 
未来の『皇帝』も本来なら正位置なので良い面が表に出てくるはずですがこうも場の雰囲気が悪いとこっちも負の面も考慮せざるを得ません。
まあ横暴とかが妥当なチョイス?
 
潜在の位置にある『女教皇(逆)』。
ただでさえ、場に頭脳派・知的担当がいないのになんで逆位置で出てきているのか(苦笑)。
おかげで全体の「考え無し」というイメージを強固な物にしています。
 
周囲の『聖杯7』はこれはこの職員を誘惑している物と推察できます。
同様に願望・恐怖に『棒9(逆)』。つまり抑圧された状態からの脱却を希望しているわけで、
むしろ彼にとっては渡りに舟?
……そんなに職場が抑圧されていたってか(怒)。
 
終結果の『棒騎士(逆)』。
……なんというか(ry
 
ここまで場の雰囲気が悪い展開も久方ぶりという感じ。
やはりキーカードの『正義(逆)』が尾を引いているのでしょうか。
若さ故の過ち」……それならそれで良いんですけど、
残念ながらおとなの世界はそれほど甘くはない……、
裁きの女神もそう仰っている、そんな展開でした。