マグニチュード

御存知だろうが、マグニチュードとは地震の規模を表す単位。
マグニチュードが1上がると地震のエネルギーは約32倍大きくなる。
勘違いしないで貰いたいのだが、0.5上がれば半分の16倍かと言えばそうではなく、32の0.5乗で5.65倍と言うことになる。つまり2上がると64倍ではなく二乗になって1024倍。
これはマグニチュードは指数・対数で計算されるから。32のn乗で求められる。ただ32倍はあくまで目安。本当の公式はもっと複雑でややこしい。
一昔前なら計算尺*1か常用対数表で計算できただろうが、今はエクセルか関数電卓*2の力を借りるしかないだろう。
ちなみに私はバリバリの計算尺ユーザーである*3
計算尺に使い慣れてると、対数は感覚的に理解できている。電卓でもこの程度だったらある程度の解は出せる*4
計算尺・対数ってなに?」、と言う人はまた後日のネタと言うことで。
  

*1:と言ってもLL尺装備でないときついか? でもL尺とD尺C尺だけでも充分だけど

*2:普通のウインドウズには標準装備されているけど

*3:20代後半、法学部法律学科卒のバリバリの文系にも関わらず

*4:32を対数の1.5にする。あとは1.5×nで解を出し、それを普通の数字に戻すだけ