Q.E.D.(23)

Q.E.D.証明終了(23) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(23) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D」は現在連載中の推理漫画の中では最もお気に入りの一つ。
今巻は、台湾から、沖縄に向かう際に燈馬一行が殺人事件に巻き込まれる『ライアー』と、数学史上難問の一つに上げられる「リーマン予想」に関わった教授の失踪事件『アナザー・ワールド』を収録。
 
特に『アナザー・ワールド』はぐいぐいと引き込まれてしまった。
教授の残した四行詩と絵。これを頼りに燈馬は彼の遺言とも言うべき謎を解いて行く。
いや、本当に話の作り方が旨かった。
 
目の前に「真理への入口」を見せつけられたら……。
 
一番驚いたのが、宇宙の総原子数を合わせても10の80乗にしかならないということ。
多いなぁと思ったけど同じページで「スキューズ数」、10の1兆乗の1兆乗の100億乗なんて数字を出されると困惑する。