かげおくり

7日付の更新でも述べたとおり、青空がすがすがしい季節になった。
 
こういう青空の時に思い出すのが「ちいちゃんのかげおくり」である。
戦争の空しさを描いた傑作であり、小学生の国語の教科書にも採用されている。
 
やり方は簡単。
(1)地面に写った自分の影を見つめる。目を閉じずに10秒間。
(2)そのまま青空に目を移すと、白く自分の影が見えるはず。
 
この法則を利用したのが頭の体操(古い新書版)の表紙で使われていた。 
色黒の女性が表紙。じっと見つめてそのまま白い紙に視線を移すと、そこには色白の美人が……というもの。いわゆる錯視というやつですね。
 
やはり幾つになっても青空の日にはついついやってしまうものですが、如何か?