ＳＴ 黄の調査ファイル

ST 黄の調査ファイル (講談社ノベルス)

実は「緑」よりこちらが先に刊行されていたようで急いで購入。
ＳＴは単体で読んでも大体通じるから良いんですけどね。
今回は「黄」と言うことで第二化学担当の山吹才蔵が主人公。
けど扱っているテーマは「薬物・毒物」ではなく「宗教」だったりする。
　
以下簡単なキャラ紹介。
百合根友久…キャリア組の警部だがＳＴのキャップを押しつけられた。
菊川吾郎…たたき上げの警部補。本庁刑事部とＳＴの連絡役を押しつけられた。
赤城左門…法医(解剖)。対人・女性恐怖症の気がある。孤高を愛するが何故か人望が高い。
黒崎勇治…第一化学(ガス・化学事故)。「人間ガストロ」の異名を持つ嗅覚を持つ。
山吹才蔵…第二化学(薬物・毒物)。曹洞宗の僧籍を持ち、ホトケの前で般若心経を唱える。
結城翠…物理(音響など)。人間離れした聴覚を持ち、ひそひそ話や電話の向こう側の声まで聞き取れる。
青山翔…文書(筆跡鑑定・心理分析など)。秩序恐怖症で落ち着きがない。
川那部警視…ＳＴをライバル視してはいつも墓穴を掘っている(０勝３敗)。正確にはＳＴの上の管理官と敵対関係。
※ＳＴ＝Science Task Force(警視庁科学特捜班)の略。警官ではなく科捜研の科学吏員で構成。